各種心理検査のご案内

アルバクオーレでは、様々な心理検査の実施をおこなっています。カウンセリングの中で、『このご相談内容であれば、この心理検査を実施させていただくことが望ましい』とカウンセラーが判断した場合、検査実施の提案をさせていただきます。
※強制ではありませんので、お断りいただいても大丈夫です。

また、ご相談者のご希望に応じて実施を承ることもしておりますので、お気軽にお申し付け下さい。
※ご相談者から心理検査実施のご希望をいただいたとしても、その検査を実施することがご相談者のお悩みの解決に繋がりにくいとカウンセラーが判断した場合、実施をお断りさせていただくこともございます。

知能検査

知能と聞くと、『頭の良さ』を想像される人が多いかもしれませんが、臨床心理学の世界では、知能を『脳の機能や働きのうち、知的活動に関する側面』と定義しています。

その『知能』を測定し、知的能力の特徴や認知的な処理の特徴を把握します。『ウェクスラー式』と『ビネー式』と『その他』に、大きく分けることができます。

代表的なものは、以下の通りです。

ウェクスラー式○ WPPSI(ウィプシ)
○ WISC(ウィスク)
○ WAIS(ウェイス)
ビネー式○ 田中ビネー
○ 鈴木ビネー
その他○ K-ABCⅡ(日本版)
○ DN-CAS(ディーエヌ・キャス)
○ DAM(グッドイナフ人物画知能検査)
○ コース立方体組み合わせテスト

性格検査・人格検査・不安検査・健康調査

曖昧で抽象的な刺激に対してどのような反応をするかを評価する『投影法』、選択肢の中から選んだ回答を得点化して被験者の状態を把握する『質問紙法』、特定の条件を備えた作業を実施してその遂行過程や結果から被験者の作業能力や性格傾向を調べる『作業検査法』があります。

投影法○ ロールシャッハ・テスト
○ P-Fスタディ
○ SCT(文章完成法テスト)
○ TAT(主題統覚検査)
○ バウムテスト
○ HTPテスト
○ ソンディテスト
質問紙法○ TEG-Ⅱ(東大式エゴグラム)
○ YG(矢田部ギルフォード性格検査)
○ MMPI(ミネソタ多面人格目録)
○ MPI(モーズレイ性格検査)
○ GHQ精神健康調査票
○ BDI-Ⅱ(ベック抑うつ尺度)
○ CES-D(うつ病自己評価尺度)
○ NEO-PI-R(NEO-FFI)
○ SDS(自己評価式抑うつ尺度)
○ MAS(顕在性不安尺度)
○ STAI(状態・特性不安検査)
作業検査法○ 内田クレペリン精神作業検査

発達検査

知能や知的側面に限らず運動機能や社会性なども含めて、子どもの心身の発達をとらえる目的で実施します。特定の発達障害を査定する検査もあります。

○ 新版K式発達検査
○ 遠城寺式乳幼児分析的発達検査
○ 津守式乳幼児精神発達診断検査
○ デンバー式発達スクリーニング検査
○ PEP-3(自閉症・発達障害児教育診断検査)
○ MSPA(発達障害の要支援度評価尺度)
○ M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト)
○ AQ(自閉症スペクトラム指数)
○ Conners3
○ CAARS

神経心理学的検査

言語や行動、記憶などに関する問題が、脳に何らかのトラブルがあるために引き起こされているということもあります。神経心理学的検査は、脳の器質的・機能的側面に障害が無いかどうかを調べることで、高次脳機能障害との関連を明らかにするものです。

○ BGT(ベンダーゲシュタルト検査)
○ HDS-R(長谷川式認知症スケール)
○ MMSE(ミニメンタルステート検査)
○ WMS-R(ウェクスラー式記憶検査)
○ RBMT(リバーミード行動記憶検査)
○ BVRT(ベントン視覚記銘検査)
○ WAB失語症検査
○ WCST(ウィスコンシンカード分類検査)
○ 三宅式記銘力検査
○ BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)