カウンセリングとは?
みなさんは、カウンセリングというと、どのようなイメージがありますか?
なんだか怖いもの?うさんくさいもの?ただ話を聞いてもらうもの?カウンセリング自体は目に見えないものなので、様々な印象があるかもしれません。実際に、カウンセリングの方法や理論や流派には、様々なものが存在します。
アルバクオーレでは、カウンセリングをおこなう職員が公認心理師・臨床心理士の有資格者なので、心理学や臨床心理学をベースとしております。
臨床心理学とは、心理学の分野の一つで、人間の心の問題や生活をしていくうえで問題となる行動の原因を科学的に明らかにし問題の改善を目指す学問です。
アルバクオーレのカウンセリング
年齢や性別は問わず、悩み・困難を抱えている人や今の生活・暮らしをより良くしたいと考えている人の相談に、心理学の知識と技術を用いてサポートをさせていただきます。
サポートの際には、なぜ・どこから・どのように問題が生じているのか、『見立て』をしっかりおこない、最適な心理支援を提供いたします。
なぜなら、人間が生活の中で困難や生きづらさを感じる問題というのは、見た目は同じ問題だったとしても、その原因や要因は全く異なっていることも多く、見立てに応じた支援をしなければ、問題の解決が遅くなってしまったり、より問題が深くなってしまったりするからです。
例えば、子どもの問題で、『授業中、席に座っていられない』という相談が寄せられたとします。それに対して、ただ単に『子どもが席に座っていられないのは、多動(ADHD)だからかもしれません。この時期に多いんですよ』としてしまうのではなく、『席に座っていられない』のは、
- 本当に多動(ADHD)の特性によるものなのか
- 知的に低く、授業についていくことが難しいから、席に座っていられないのか
- ドーパミンやアドレナリン等の神経伝達物質分泌に何らかの特徴があり、席に座っていられないのか
- 聴覚が過敏で、教師の声や黒板にチョークで書く音をずっと聞いていることができず、席に座っていられないのか
- 『授業というものは座って聞くもの』・『周囲の生徒も座っている状況なので、自分も座っていなければいけない状況』といった社会的なルールへの理解が弱く、席に座っていられないのか
- その他
といったように、『席に座っていられない』という問題の原因・要因が何なのかを見立てていき、その見立てに応じた支援をおこないます。
カウンセリングの実施方法・実施時間・料金
アルバクオーレでのカウンセリングは、実施方法や相談内容を問わず1回50分で料金は1万円(税込)です。
実施方法は、アルバクオーレまでお越しいただいて実施する対面カウンセリングとSkypeなどを使ったオンラインカウンセリングのいずれかです。
ご相談者様のしぐさや表情、お話をされているときの抑揚や目の動きなども見立ての要素となりますので、カウンセラーからすると対面カウンセリングが望ましいですが、昨今の世界情勢からオンラインカウンセリングも導入しております。
オンラインカウンセリングの際に対応可能なツールは、ZOOM、Skype、Webex、Microsoft Teamsです。
主な相談内容
働くことに関する相談の例
- EAPやメンタルヘルスについて詳しく知りたい
- ストレスとの上手な付き合い方が知りたい
- ストレスチェックで高い点数が出る前に相談したい
- コミュニケーション能力を向上させたい
- 上司や部下や同僚との関係に悩んでいる
- 会議やプレゼンや営業の際に緊張しない方法を知りたい
- 特定の業務でのミスや物忘れが多い
- 営業や販売に行かせるテクニックが知りたい
- 失敗やミスから立ち直る方法が知りたい
- 休職中の職員への上手な関わり方やフォローが知りたい
- 産業医と効果的な連携がしたい
- ハラスメント(パワハラやセクハラ)をする職員の対応に悩んでいる
- 部下をついつい叱り過ぎてしまう
- チームの連帯感を強くする方法が知りたい
- 人事部や総務部など社内の相談部門を利用しにくいので外部で相談をしたい
子ども・子育て・育児に関する相談の例
- 子育てや育児について悩んでいる
- 不登校や引きこもりについての相談
- 子どもの年齢に合った関わり方を知りたい
- 子どもの自分ルールが強い
- 子どもの暴言や暴力に困っている
- 子どもが発達障害かもしれない
- 子どもが友達と遊ばずに一人で遊んでいる
- 子どもの年齢や学年に応じたことができない
- 子どもに緘黙(かんもく)やどもり(吃音)がある
- 子どもの落ち着きが無い
- 子どもが非行行為(万引きや喫煙など)や非行傾向がある
- 子どもが約束を守らない
- 子どもが言うことを聞いてくれない
- 伝えたことを子どもが忘れっぽい
- ずっと同じ遊びをする
個人的なことに関する相談の例
- 眠れない、あるいは寝すぎてしまう
- 食欲が無い、あるいは食べ過ぎてしまう
- 人と会うときや話すときに過度に緊張する
- 気分が落ち込みやすい
- すぐに不安や心配な気持ちになる
- 自分の性格や外見が気になる
- 考え方や感じ方を変えたい
- 過去の悪い出来事やトラウマが忘れられない
- 何をしても失敗してしまう気がする
- 特定のものに強い依存やこだわりがある
- 特定のものに強い不安や恐怖がある
- 強迫行動(ずっと手を洗う、施錠をしたか何度も確認する、等)がある
- やりたいことや将来の夢が見つからない
- コミュニケーション能力を向上させたい
- 一つのことに熱中してしまう或いは一つのことに集中できない
疾患や障害に関する相談の例
- うつ病(抑うつ性障害・大うつ病性障害)
- 双極性障害(かつての躁うつ病)
- 発達障害(神経発達症群/神経発達障害群)
- ADHD(注意欠如多動症/注意欠如多動性障害)
- ASD(自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)
- SLD(限局性学習症/限局性学習障害)
- 知的能力障害(知的障害・精神遅滞)
- 適応障害
- 愛着障害(反応性アタッチメント障害・脱抑制型対人交流障害)
- 不安症(分離不安症/分離不安障害・選択制緘黙・限局性恐怖症・社交不安症/社交不安障害・パニック症/パニック障害・広場恐怖症・全般不安症)
- 強迫症(醜形恐怖症・ためこみ症・抜毛症・皮膚むしり症)
- 身体症状症
- 食行動障害及び摂食障害
- 依存症(アルコールやギャンブルなど)
- 性別違和
※アルバクオーレは病院・医療機関ではございません。そのため、診断や投薬などの医療行為はできません。
家族関係に関する相談の例
- 夫婦喧嘩が絶えない
- 夫婦間で育児方針にずれがある
- 家庭内暴力(DV)がある
- 子どもを虐待してしまう
- 嫁(婿)や姑(舅)との関係が上手くいかない
- 親族に引きこもりがいる
- 親族にトラブルメーカーがいる
- 認知症など、介護が必要な家族の対応に困っている
- 離婚を考えている
- 妊娠や出産の前後から気持ちが落ち込む
- 妊娠中の妻や恋人への上手な関わり方やフォローが知りたい
- 家族で価値観や考え方が合わないことがある
- 仕事のストレスや失敗を家族にぶつけてしまう
- 親族との別れを受け入れられない、整理できない
- 離婚後の、子どもや相手とのかかわり方に悩んでいる