6月も後半に入り、いよいよ梅雨らしいお天気になってきました。
雨の日と言えば、なんだか気持ちが沈むことはないでしょうか?
多くの人が「雨の日って理由はわからないけど落ち込む、なんとなくだるい」などの経験をしたことがあるのではないかと思います。
今回は、雨の日に気持ちが沈む理由と、その対処法について考えられることをお話しします。
雨の日に気持ちが落ち込む理由
1. 光の影響
太陽の光は、私たちの体内時計を整え、気分を安定させる働きがあると言われています。
雨の日は曇っていて日照時間が少なくなるため、セロトニンという「幸せホルモン」の分泌が減少しやすいです。
このため、気持ちも沈みやすくなると言われています。
2. 行動の変化
雨の日は、外出するにも傘やレインコート、レインブーツなどが必要だったり、場合によっては予定をキャンセルしたりと、活動が制限されがちです。
このことにより、普段の生活リズムが崩れたり、予定が急に変更となったりします。
生活リズムの変化や予定の急な変更がストレスとなったり、落ち着かない気持ちになる要因となったりすることもあります。
3. 身体的な影響
湿気が高くなることで、体調が優れないと感じる人もいます。
頭痛や関節痛が悪化することもあり、身体的な不調が気分の落ち込みにつながることもあります。
気持ちが沈んだ時の対処法
1. 自然光を取り入れる
可能であれば、カーテンを開けて自然光を取り入れてみましょう。
晴れた日よりも薄暗く感じますが、雨や曇りの日でも陽の光は届いているため、少しでも光を感じることで気分が和らぎます。
2. 室内での活動を増やす
雨の日には、室内で楽しめる趣味や活動を見つけることが大切です。また、「雨だからこそ楽しめる予定」を取り入れることは気持ちが前向きになるきっかけとなります。
読書、映画鑑賞、料理など、リラックスできる時間を過ごしましょう。
3. 運動を取り入れる
軽い運動やストレッチをすることで、体内のエンドルフィン(幸福ホルモン)が分泌され、気分が改善されると言われています。
さいごに
雨の日に少し落ち込むことは、誰にでも起こり得る自然な現象です。
ちょっとした工夫で気分を切り替えることができると、自分自身で気分をコントロールして機嫌良く過ごせる時間が増えるのではないかと思います。
ぜひ自分に合った方法を見つけて、雨の日も楽しく過ごせるようにしましょう。